メインテーマ(My Column)
テーマを絞った随筆(エッセイ)集です
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ここ一年くらいでしょうか。「富士宮焼きそば」なる新たなご当地グルメの一品が話題にな
り始めました。何でも50〜60軒も焼きそばを提供する店があるらしいです。
お隣の静岡県とはいえ、富士宮は我が座間市からだと100Km位の直線距離があるんで
す。バイクにしても、電車にしても億劫です。
今年になって間もなく、「渡辺商店」という駄菓子屋で富士宮焼きそばを提供する店が読
売新聞に載りました。味は本格的で一皿300円という低価格が、我が身を押しました。
お盆休みの2日目に決行。バイクを沼津駅に停めて、電車で富士宮に向かいました。富
士という駅で身延線とかいうJRに乗り換えて計1時間、片道570円の沼津−富士宮の旅で
した。
渡辺商店は、富士宮駅から徒歩20分の場所。シャッターが閉まっていて、本日休業。木
曜定休を忘れていました。
そうなると第2希望の店は「富士宮やきそば学会」が運営するアンテナショップ 。富士宮
焼きそばの基本中の基本を食わせる店だからです。何処にあるかと思いきや、駅舎内の
改札前に存在します。
ここでは一杯(並)が450円。300円よりは、1.5倍も高いです。次の富士行き電車を乗り
過ごすと、その次は30分後。次の電車まで7分でしたが、一か八かオーダーしました。
調理場が覗ける店内です。一人のおばちゃんが調理にとりかかりました。「鉄板焼きそ
ばなんて作り置きかな?」って思っていたら、チャンと一人分を調理していました。結構調
理には時間がかかって、5分後くらいに届きました。以下、普通の焼きそばと違う我が感
想です。
1) 麺が固い
2) ソースが濃い
以上です。
これだけですけれども、普段食べる焼きそばとは全然違います。
とにかく、麺の固さにはビックリしました。「生(煮え)」かと思ったくらいです。実はこの麺
の腰が富士宮やきそばの特徴なんですね。詳しい特徴は「富士宮やきそば学会」をご覧
下さい。
追伸です。1分間で完食では味わう閑が足りなかった。電車賃と時間を費やしても、一度
は食べておいて損はないと思います。それにしても、富士宮という駅は訳の分からない外
人だらけの街でした。
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