メインテーマ(My Column)
テーマを絞った随筆(エッセイ)集です

我思う、2020東京五輪 2021/07/23
 待ちに待った東京オリンピック。今日が開会式だ。今日、コラムを書いておかないと後悔 ばかりになる。
 「待ちに待った」って、具体的にいつ頃? 2013年に開催が決まったIOC総会の日? も う8年もまえになるけど。いや、招致活動の頃からだ。前回開催されたリオに負けたのが 2009年の事。なんとなく、その時からリベンジに都民や国民は燃えましたよね。都民は襟 にバッジを着けていました。もう10年以上も前の話なんですね。オイラも、当時はタバコを 吸っていたのでススに塗れたバッジ持っていました。
 オイラの生年月日は1964年7月7日。前回の東京五輪は知っているはずですが、全く記 憶にありません。0才児ですから当然の助動詞。物心ついた頃から、両親や先生に質問し ます「今度、東京のオリンピックはいつ?」。その答えのほとんどが「二度とない!」「生き ているうちは無い!」。確かにねえ、世界各国の首都で開催されるのが好例だから、4年 に一回の開催じゃオイラの人生に次の番は巡って来ませんよねえ。しかも、首都以外にも モントリオールやバルセロナ、アトランタもある。
 でもね、オイラの経験から2度目に開催された都市もあった。ロンドン、ベルリン、ロス だ。東京だって2度目に相応しい大都市だ。
  と、言う訳で招致の頃から13年間も待ち続けた東京五輪が今日始まる。勿論0才児では ないから、記憶は生涯に残る。
 東京で開催されるなら絶対にナマで観たいよねえ。チケットの予約も大変だった。ネット のアクセスは集中しているし、ことごとく抽選で外れた。開会式や陸上・体操の決勝なん て、申込者のほぼ全員がライバルだから当選するわけがなかった。前もって、そんな事も 踏まえて「滑り止め」もしくは「暫定球」も打った。地元・江の島が会場のセーリング予選 や、世田谷の馬事公苑で行われる馬術の予選だ。「予選なら!」と期待も高かったが、い かんせん地味すぎて収容人数も少なすぎる。撃沈だ。
 「マラソンならチケットなしでも街頭で応援できるではないか! 」。立派な東京五輪の観 戦だ。しかし、この夢も打ち砕かれる。コロナさえ全く関係ない段階で、札幌に変更され た。
 実は、唯一当選したチケットがあった。「男子高飛び込み準決勝」である。8/7(土)10: 00AM「東京アクアティクスセンター」の行き方まで入念に調べたのに泡と消えた。当選確 実のメールだけで、紙のチケットも存在せず、幻のチケットとも言えない最悪の状況だ。
 さあ、開会式が始まる。長野冬季五輪の様な世界に恥を晒した聖火台点火はやめても らいたい。

 
 追加で画像アップです。記念に、チケットをダウンロード出来るサービスが登場しました。 2021/09/14 更新。




トップへ
戻る
前へ
次へ