メインテーマ（My Column）
テーマを絞った随筆（エッセイ）集です
 
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ある意味で、超有名なカップ麺です。その意味とは、「関東では発売されていない」という
ことです。よって、関東からあまり外出したことのない輩たちにとっては、全くの未体験の
はずです。
オートバイ・ツーリングで日本中を回った頃、よくバイクを道ばたに停めて、雑貨屋で買
い食いしたモノです。特に、西日本以西に勢力が強くて、沖縄ではこれしか置いていない
雑貨屋も存在しました。
そんな自分が初めてこれを食したのは約15年前のことですが、とにかく懐かしい味で感
動しました。昭和45年頃に生まれて初めて食べた「カップラーメン」の味そのものです。具
体的に言えば、ボソボソの麺、香りの強いエビ、ただしょっぱいだけのスープなどです。
先日、近所の薬・量販店でゲットしました。味は全く変化（進化）していません。カップラー
メンの生きた化石です。カップの構造も化石化して昔のままでした。それは、フタと二重構
造です。カップ焼きそばみたいにフタをして３分待つので、湯気が逃げません。また、魔法
瓶みたいにカップが二重構造になっているので、こちらも保温効果は抜群です。
やはり、このラーメンを食べるときはフォークを使いましょう。理由は以下の２点です。①
内側のカップがギザギザになっているので、フォークのトンガリとギザギザの山とがピタリ
一致します。よって、麺の欠片から具まで、完璧に掬い出すことが可能です。箸ではこの
技は無理でしょう。② アメリカ生まれのカップラーメンです。昭和45年当時は、このフォー
クで食べる習慣が主流でした。今更、かき混ぜるときに汁が飛んだり、適当な量の麺を掬
えないので非常に不便ですが、この方が美味しく食べられます。
最後に、金ちゃんヌードルのメーカーは徳島県にあります。いろいろなバリエーションが
あったのですね。HPを掲載しておきます。http://www.kinchan.co.jp/
関東在住者用に、ケース売りする問屋も存在します。一度お試し下さい。美味しいです。
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